馬頭星雲とは、冬の星座オリオン座の三つ星の東端にあるアルニタクの約27南に位置している暗黒星雲です。1888年にハーバード大学天文台の写真観測によって発見されました。その名の通り、星雲の形が馬の頭の形に見えることからこの名称が名付けられた非常に有名な散光星雲で、オリオン大星雲と並んで、とても人気があります。

しかし、その特徴的な馬頭の形は、大きな天体望遠鏡を使用してもなかなか見ることはできず、写真を通して見ることになります。星雲の西側が赤く光っていますが、この部分は暗黒星雲の背景にある水素ガスが近くにあるオリオン座σ星からの紫外線を受けて電離しているものです。また、黒い色は多量の塵を含んでいるためであり、根元近くに明るい点が見られるのは生まれたばかりの若い星です。星雲から飛散したガスは強い磁場によって細く集められています。

 

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