超新星残骸とは、超新星爆発の後に残る星雲状の天体です。超新星爆発を起こした星は、もともとその星を構成していた物質を宇宙空間にばら撒くこととなり、このばら撒かれた物資が地球から見えるものをこのように呼んでいます。大きさはおよそ数光年から100光年程度です。

爆発で放出される物質はほぼ球対象に拡がるために、地球から観測した場合、円弧状の形に見えるものが多いですが、かに星雲のように不規則な形状のものもあります。爆発直後の超新星残骸は輝いていますが、これは爆発の際に外層のガスが衝撃波によって吹き飛ばされ、断熱圧縮や放射性元素の崩壊熱によってガスが加熱され非常に高温になって光を放射し、残骸を構成しているガスの温度は100万K以上にもなり、通常の散光星雲よりもはるかに高温であるため、通常の散光星雲に見られるような水素原子の再結合に伴う輝線以外に、シンクロトロン放射が観測されるものです。

 

 

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