惑星状星雲とは、望遠鏡で観測すると緑がかった惑星のように周辺がくっきりとした円盤状に見える星雲のことを言います。ドイツのハノーファー出身のイギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルによって命名されました。これは、超新星にならずに一生を終える恒星が、末期になり外層が膨張して赤色巨星となった時に放出したガスとして輝いているもので、質量が太陽の0.5倍以上8倍以下の恒星がなると言われています。

外層のガスは徐々に恒星の重力を振り切って周囲に放出され、原始惑星状星雲となる一方で、中心核は自分自身の重力によって収縮して、高温高密度の白色矮星となることで紫外線を放射し、これが前途のガスに吸収されると、そのエネルギーによりガスは電離し、光を放って輝きます。有名なものには、こと座環状星雲M 57(NGC 6720)、こぎつね座の亜鈴状星雲M 27、おおぐま座のふくろう星雲M 97、みずがめ座のらせん星雲NGC 7293などがあります。

 

 

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