反射星雲とは、星間分子雲が近くの恒星の光を反射することによって見える天体で、散光星雲の一種です。これを照らしている恒星は、ガスを電離するほどには温度が高くありませんが、ガスに含まれる塵を散乱光で照らすには十分な明るさを持っています。
そのため、反射星雲のスペクトルは星雲を照らしている星のスペクトルとほぼ同じで、その光を分光器に入れると、照明星のスペクトルと同様に、吸収線で刻まれた連続スペクトルを示します。この光の散乱に寄与している塵粒子には、主に炭素、鉄、ニッケルなどがありますが、鉄やニッケルはしばしば銀河磁場により粒子が同方向に整列しているために、この散乱光はわずかに偏光していることがあります。この散乱は空が青く、夕焼けが赤く見るのと同様に、赤い光よりも青い光の方により強く働くために、通常青く見えます。代表的なものには、おうし座のプレアデス星団の周囲を取り巻くものがあります。
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